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2014年03月21日

福田漁港・浅羽海岸サンドバイパス完成

今日は福田漁港・浅羽海岸のサンドバイパスシステムが完成し、記念式典がありました。川勝知事や国土交通省の中部地方整備局長もお越しくださり、大々的な式典でしたが、日本で最初のシステムであり、ここで成功すると全国で同じような問題を抱えているいくつかの漁港に展開できるということもあり、注目をされているとのことでした。

簡単に言えば、天竜川から流れ出て、潮の流れで本来運ばれなくてはいけない砂が、漁港の堤防で堆積してしまい、浅羽の方に流れなくなってしまっていることを解消するシステムです。
掃除機のような4基のジェットポンプで砂を吸い上げ、拝砂管で浅羽海岸へ年間8万㎥の砂を流し、海岸線の浸食に対応します。

これにより40億の工事費がかかったようですが、いままで浚渫(しゅんせつ)船で砂を取り、ダンプで運んでいた工事が必要なくなるようで、長い目で見れば、効果があるとの説明でした。

親父の時代の豊浜海岸は白砂青松で、海水浴もできたようです。
そのときから比べれば、天竜川からの砂も減り、海岸線がだいぶ浸食されてしまいました。これはダムの影響で砂の流れる量が減ってしまったからで、ダムをつくるときにこんなことになるなんて、想像していなかったんでしょう。
挨拶の中で、人間の生活そのものを見直さないといけない時期にきているのではないかというお話もありました。どう見直していいかは結論はでませんが、自然に与えている影響が、人間は多すぎると思います。
技術を進歩させ、少しでも自然に与える影響を低減させなくてはいけませんが、それと同時に、自然と共存できる生き方はどんな生き方なのか、僕ら世代も、そして今のこどもたちにも真剣に考える機会を作り、次世代の生き方スタイルを変えるきっかけを作らなくてはいかんですね。

対処療法的ですが、このシステムが効果を発揮してくれることを期待しています。

福田漁港・浅羽海岸サンドバイパス完成

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