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2014年03月10日

磐田消防署はしご車お披露目式

磐田市民の命を守る消防署に、新しいはしご車が更新され、お披露目式がありました。
今日は強風で、気温も今年一番といえるくらい寒い中、いつも訓練されている成果を十分に発揮してくださった消防職員のみなさんに、本当に頭が下がります。
できれば、この車両を使うことなく、10年も20年も火事のない街であってほしいものですね。

しかしこういう「いつ役に立つかわからない設備」を導入するときには、必ず「なにもなければ、無駄な投資じゃないか!?」という声もあるということを、議員になってから初めて知りました。
たしかに常時使うものではないけど、なければないで不安なものでもあります。
ちなみにこのはしご車は、約1億6千万円。30m級で、9階くらいまで放水できるようです。同様車両は袋井市にも浜松市にもあります。前回の車両は耐用年数が17年間のところを、オーバーホールなどのメンテナンスをしっかり行い、22年間使用、出動回数は直近10年で4回だそうです。
県の補助があるものの、単純に17万の市民で割れば、1,000円弱というところ。17年使用すれば、メンテナンス抜きで毎年1,000万円計算です。
僕は、耐用年数ごとに定期的に更新すべきだと考えます。市民の安心安全は、日頃からの準備がなにより大事です。費用対効果は、行政のこういう部分では、少し考え方が違うと思います。
こういったものの更新、みなさんならどう考えますか?

ちなみに磐田市議会では、反対意見は出ていません。
こんなやりとりを委員会でしましたというのが、議事録にも出ていますので、ぜひ見てみてくださいね。

議事録はこちら

今日はとにかく寒かったのに、たくさんの子供たちが目を輝かせてきてくれていたのが、とても和やかな気持ちになったお披露目式でした。


磐田消防署はしご車お披露目式

磐田消防署はしご車お披露目式







Posted by くさっち at 23:07│Comments(2)
この記事へのコメント
>「なにもなければ、無駄な投資じゃないか!?」

たしかに約1億6千万円ともなるとそういう声が上がってきても不思議ではないですが、安全に対するコストをどこまで許容するかというのは難しい問題ですね。
Posted by TakemanTakeman at 2014年03月11日 09:43
Takemanさん>そのとおりなんです。安全にはコストはかかりますが、そのもの自体が価値を生み出すというものではありません。だからこそ、反対する人がいるというのも、納得できないわけじゃないんです。とにかくひとつひとつ、丁寧な説明が必要なんですよね。
Posted by くさっちくさっち at 2014年03月11日 23:24
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