2013年07月19日
視察から帰ってきました!
こんばんは!
北九州市の視察から帰ってきました。
そして、そのままの状態で、地元の防犯パトロールへ。
夏休みを前にして、子どもたちの見守り隊です。
大事な地域の行事に参加でき、疲れはあるものの充実しています。
今日の北九州市視察では、「公共施設マネジメントについて」と、「図書館の指定管理者制度について」ということで、2つのテーマとも公共施設に関するものでした。
どこの市町村でも、公共施設は作られた時期が1960年~70年ごろでして、耐用年数から考えると、ダメになるときはだいたい同じくらいのタイミングだろうと言われています。
そして、これからは少子高齢化の影響をいよいよ受け、人口が減少する時代に突入します。
自然と税収は減り、社会保障費は増えていく傾向が予測される、これからの自治体で、公共施設の維持管理をどうやってマネジメントしていくかは、大変注目されている課題です。
僕自身も、将来30年先のことまで考えた自治体の経営となると、この課題から目を背けるわけにはいきませんし、その先まで「政治家」として、活動し続けるには、いまから責任を持って、将来のために動く必要があります。
そういう視点からも、先進地の視察、これは本当に勉強になりました。
磐田市も今年度中に「公共施設白書」を作り、市内の公共施設についての未来予想を取りまとめる予定ですが、北九州市は、少なくとも5年は先にいっている感覚です。
先進地の視察が、こんなに刺激的だとは思いもよりませんでした。
図書館の指定管理者制度にしても同じ感覚です。
武雄市のような派手さや斬新さはありませんが、堅実な図書館運営の手法としては、中央図書館をセンター機能にするなどのやり方、大変参考になりました。
視察は、市民のみなさんからすると、無駄とか旅行とか言われがちかもしれませんが、やはり現場にいってみたり聞いたりするのと、資料を読むのとでは雲泥の差です。
あとは、この視察の内容を、ひとりひとりの議員がどうやって街づくりに活かすかです。
今後も8月中旬まで、いくつか視察が続きますから、活かし方を考えたいと思います。