草地ひろあき＠磐田市長の「和顔愛語(^^)」

こんばんは～。

今日も書くことが多くて、困ってしまうくらい、
いろいろな出来事がありました。


まずは、「後援会ニュースが、お手元に届いたよ～」
という声をいただいています。


おととい発送作業を行いましたので、届いている方も多いと思います。


ネットでまたデータをアップしますので、後援会員でない方は、
もう少々お待ちくださいね！


そして昼のことを書く前に、夜のことを。


若者いわたネットワークで主催した、青年海外協力隊で、
フィリピンのレイテ島にいっていた土田くんに後援をしてもらいました。


彼は、とにかく「熱い」の一言に尽きます。


青年海外協力隊に行ったきっかけも、一本のビデオを見て、
その場でいてもたってもいられなくなり、
自分ができることを探した結果の選択だったそうです。


熱い男が、磐田に戻ってきてくれて、心強いです。


今日の話のことは、また後日書かせていただきます。



そう、今日のブログのテーマは本日スタートした「磐田市議会６月定例会」のこと。


人生初の定例会でしたし、４年間のスタートとなる議会でした。


市長も所信表明をやりましたので、その内容を少しだけ書きます。


まずはこれまでの４年間の総括。
特にリーマンショックからの財政の立て直しと、職員の意識改革の成果について。

そして２期目の今季については冒頭で以下のように述べられました。
現状の課題と、「合併算定替」で増額されていた国からの交付金が
２８年度から５年間で削減されることやこの国の財政状況の悪化による、
「自ら頑張る」自治体への変貌をしなくてはならないこと。
そして、「変えよう磐田」から「力強く挑戦する磐田」を掲げて
諸施策を進めていくことを述べられました。


各論では、
①「安全・安心なまち」
県が発表する第四次地震被害想定を踏まえた防災対策
橋梁の耐震補強や安定よう素材の全市民への配布
津波対策では、関係市町との連携で県への防潮堤の働きかけ

②「地域の経済・産業の活性化」
新しい工業団地の開発、新東名スマートインターチェンジやＪＲ新駅の推進
新エネルギー産業立地促進事業や事業者用太陽光発電設備導入に対する支援

③「地域づくり」
合併１０周年の記念事業による、市民のふるさとへの愛着心の醸成
公民館とコミュニティセンターなどの地域活動拠点施設の一元化
コミュニティセンターや、体育センター、総合会館の整備

④「将来を担う子供たちへの支援」
待機児童ゼロへ向けたの保育所入所枠拡大プロジェクトの推進
平成２８年度までに全域での小中一貫教育の推進
中学生の海外派遣事業や広島平和記念式典への中学、小学生の派遣
児童発達支援センターの新設や幼稚園保育園での専門指導員の育成
中学３年生までの医療費助成の拡充

⑤「福祉・支えあい」
地域包括支援センターの再配備
地域住民の高齢者の足の確保や見守り支援活動の推進

⑥「行財政改革」
職員１０００人体制の実現に向けた取り組み
公共施設白書の策定と施設の有効活用・再配備、整備
使用料・手数料および減免制度の見直し


以上のことが、各論として述べられました。


そして最後に「市民第一、現場第一、行動第一」を基本姿勢に
「誰もが元気で住みやすく」「企業活動が活発で働く場所がしっかりと確保され」
「スポーツが盛んで文化の薫り高く」「子育てだったら磐田」といってもらえる
「総合力ナンバーワンのまち」を目指して取り組んでいく決意だと述べられました。



詳細については、来週水曜日にインターネット動画がアップされるようですので、
そちらをご覧いただければと思いますが、基本的に上記の内容であっていると思います。



個人的な感想を少し申し添えます。



一言でいえば、ソウバナ的だったかなぁという印象です。


これはよくも悪くもです。


４年間、苦労をされ、実績を積んできたからこそ、
抽象論としてではなく、各論として「できること」を伝えたという面もあります。


でも、「あれもこれもやる」のではなくと言いながらも、
確実にできそうなことを伝えていますから、結果的に「あれもこれもやる」
という伝わり方になってしまったようなニュアンスとも受け取れます。


より具体的な総論として、どういう方向を向いて市政のかじ取りをするんだというメッセージ、
特に将来に向けて、どんな磐田市をこの４年間で作り上げていくんだという強い意志を、
伝えていただきたかったなぁという印象を持った所信表明でした。



しかしながら、各論がはっきりいえるということは、
すなわち総論がわかっているからということでもあります。



市長の言われる「総合力ナンバーワンのまち」は、どんな指標に基づくかわかりませんが、
そこに向かうプロセスを具体的にアイデアとして出していくのが議員としての役割なので、
各論の中で、「できそうなことのアイデア」を増やしていきながら、
自分自身としても思い描く、「理想の磐田市」というより、「住んでみたい街」を目指して、
議員活動を気合いを入れてがんばらなくてはと思った、議会初日でした。



明日は予備日となっていますが、今日の市長からの所信表明を受けて、
質問の通告書（申請書）の案を作らなくてはいけませんので、もちろん市役所へ行きます！


明日もまた書ききれないくらいの出来事があると思うと、とっても楽しみです！