2010年04月05日
歴史好きな方へ
こんにちは~
昨日は、「福井駅前マラソン」の視察にいってきました~
でも、今日のブログはマラソンの話ではありません(笑)
むしろマラソンより、
マラソンが始まる前に歩いた福井散策が面白すぎて、
ひさしぶりにワクワクドキドキの感激がありましたので、
その感激、感動を伝えたいと思います。
仕事でいったのにすみませーん。
マラソン会場の福井駅に着いたのは朝の8時。
あっという間にマラソン会場は一通り見物。
マラソンは開会式が10時から。
あー、なにしようと思っていたところ、、、
ふとあることを思い出しました。
ん、福井と言えば松平春嶽公?
もしかしたら福井県庁あたりに城跡があるのでは??
と思いフラフラ歩いて行くと、
予測通り、そこには越前福井藩の福井城跡が!!
松平春嶽公という方は、幕末の越前福井藩主であり、
4賢候に数えられた方の一人です。
そして、改革派の藩主として幕末の激動期に、
坂本竜馬の協力もされていましたので、
もうじき「竜馬伝」にも登場するかもしれませんね。
武田鉄矢原作の漫画「おーい、竜馬」では、
その春嶽公を訪ねて、竜馬も福井に来ていますので、
ワクワクしながら、城跡を歩いてきました。
最初のポイントは藩主専用のお堀を渡る橋。
その名も「御廊下橋」です。
復元でしたが、屋根つきの橋で驚きです。
どうやら藩主は、現中央公園に生活する場があり、
そこからお城に通っていたとのこと。
当時の藩主の力は今では想像もつきません。
次のフラフラ先、藩主の居住区だった
現中央公園には由利公正の銅像が!
由利公正も幕末時代に活躍した方で、坂本竜馬と交流あり!
新政府では、財政面の制度を作ったのち、
東京府知事や貴族院議員も歴任しました。
歩けば歩くほど、幕末の史跡がザクザクザクザク。
ワクワクを抑えきれません。
城跡に入るとそこにはなんと福井の名の由来のものが!!
これはなんだと思いますかぁ??
ちょっと写真がわかりにくいですが、
「福の井」と呼ばれる井戸です。
これが「福井」の名の由来だそうです。
ただの井戸が、とても由緒ある井戸に見えますね。
そしておもしろいのは、100間掘りといわれるお堀の跡。
現在の県庁回りは内堀ですが、
外掘りはほとんど埋められてしまっていました。
多くのお城の外堀は、同様に埋められてしまっているんですが、
福井市のおもしろいところは、町のあちこちに、
昔はこうだったよ~的な写真や、
昔のお堀の石垣が掘り出されて見学できるようになっています。
すばらしいアイデアです。
歴史ロマンの心をくすぐります。
そしてさらにフラフラ歩いて行くと、「北の庄城跡」の看板が。
ん?初めて聞くお城の名前だぞ。
むかってみると「柴田神社」の名前が。
ピンときたかた、すごいです。
そう、戦国時代の福井城は「北ノ庄城」といい、
あの織田信長の重臣「柴田勝家」のお城だったのです。
柴田勝家といえば、割りとどう猛で、織田信長の妹「お市の方」を妻に持ち
賤ガ岳の戦いで豊臣秀吉に負けたことくらいしか記憶になかったんですが
福井の全身「北ノ庄」は、柴田勝家の卓越した政治力で形成されたとの
ことですので、政治家としても有能だったようです。
そして、この「北ノ庄城跡」は賤ヶ岳で負けた柴田勝家がお市の方と
自害をしたところ。当時は9層の立派な天守閣が建っていたようです。
そんな歴史のロマンにあふれたところを、
なにも知らずに通り過ぎようとしていた自分が恥ずかしかったんですが、
それよりなにより、幕末の「松平春嶽公」に始まり、
福井、北ノ庄が形成された戦国時代「柴田勝家」まで、多くの歴史を経験した福井の
奥深さがとても魅力的で、本当に歩きながら興奮しっぱなしでした。
歴史の魅力は、想像力をかきたててくれるところ。
特に歴史が動いた場所に行き、点でとらえるんではなく、
面的にとらえてみると、その想像力もより一層膨らみます。
松平春嶽公は坂本竜馬に会いに行くときに、
どういう顔でこの橋をとおっていたのかなぁとか。
思ったよりも、北ノ庄城も福井城も天守閣が狭いなぁとか。
天守閣の機能はなんだったんだろうなぁとか。
賤ヶ岳で負けた柴田勝家は、どんな気持ちで、
どんな目で自分の作った街をみて、お市の方とここで自害をしたんだろうかとか。
今回の散策では、「歴史スポット」を知っていて見に行ったわけではなく、
たまたま偶然見つけていったわけで、それもまた興奮につながりました。
どの街にも、人がいて、歴史がある。
それを紐解きながら歩くのは、本当に楽しいと改めて実感した福井散策でした。
こういう歴史スポット散策にはまってしまいそうです。
一緒に語れる方いたら、語りましょう!!
だらだら長いブログになってしまいましたが、
読んでくれた方、ありがとうございました。
昨日は、「福井駅前マラソン」の視察にいってきました~
でも、今日のブログはマラソンの話ではありません(笑)
むしろマラソンより、
マラソンが始まる前に歩いた福井散策が面白すぎて、
ひさしぶりにワクワクドキドキの感激がありましたので、
その感激、感動を伝えたいと思います。
仕事でいったのにすみませーん。
マラソン会場の福井駅に着いたのは朝の8時。
あっという間にマラソン会場は一通り見物。
マラソンは開会式が10時から。
あー、なにしようと思っていたところ、、、
ふとあることを思い出しました。
ん、福井と言えば松平春嶽公?
もしかしたら福井県庁あたりに城跡があるのでは??
と思いフラフラ歩いて行くと、
予測通り、そこには越前福井藩の福井城跡が!!
松平春嶽公という方は、幕末の越前福井藩主であり、
4賢候に数えられた方の一人です。
そして、改革派の藩主として幕末の激動期に、
坂本竜馬の協力もされていましたので、
もうじき「竜馬伝」にも登場するかもしれませんね。
武田鉄矢原作の漫画「おーい、竜馬」では、
その春嶽公を訪ねて、竜馬も福井に来ていますので、
ワクワクしながら、城跡を歩いてきました。
最初のポイントは藩主専用のお堀を渡る橋。
その名も「御廊下橋」です。
復元でしたが、屋根つきの橋で驚きです。
どうやら藩主は、現中央公園に生活する場があり、
そこからお城に通っていたとのこと。
当時の藩主の力は今では想像もつきません。
次のフラフラ先、藩主の居住区だった
現中央公園には由利公正の銅像が!
由利公正も幕末時代に活躍した方で、坂本竜馬と交流あり!
新政府では、財政面の制度を作ったのち、
東京府知事や貴族院議員も歴任しました。
歩けば歩くほど、幕末の史跡がザクザクザクザク。
ワクワクを抑えきれません。
城跡に入るとそこにはなんと福井の名の由来のものが!!
これはなんだと思いますかぁ??
ちょっと写真がわかりにくいですが、
「福の井」と呼ばれる井戸です。
これが「福井」の名の由来だそうです。
ただの井戸が、とても由緒ある井戸に見えますね。
そしておもしろいのは、100間掘りといわれるお堀の跡。
現在の県庁回りは内堀ですが、
外掘りはほとんど埋められてしまっていました。
多くのお城の外堀は、同様に埋められてしまっているんですが、
福井市のおもしろいところは、町のあちこちに、
昔はこうだったよ~的な写真や、
昔のお堀の石垣が掘り出されて見学できるようになっています。
すばらしいアイデアです。
歴史ロマンの心をくすぐります。
そしてさらにフラフラ歩いて行くと、「北の庄城跡」の看板が。
ん?初めて聞くお城の名前だぞ。
むかってみると「柴田神社」の名前が。
ピンときたかた、すごいです。
そう、戦国時代の福井城は「北ノ庄城」といい、
あの織田信長の重臣「柴田勝家」のお城だったのです。
柴田勝家といえば、割りとどう猛で、織田信長の妹「お市の方」を妻に持ち
賤ガ岳の戦いで豊臣秀吉に負けたことくらいしか記憶になかったんですが
福井の全身「北ノ庄」は、柴田勝家の卓越した政治力で形成されたとの
ことですので、政治家としても有能だったようです。
そして、この「北ノ庄城跡」は賤ヶ岳で負けた柴田勝家がお市の方と
自害をしたところ。当時は9層の立派な天守閣が建っていたようです。
そんな歴史のロマンにあふれたところを、
なにも知らずに通り過ぎようとしていた自分が恥ずかしかったんですが、
それよりなにより、幕末の「松平春嶽公」に始まり、
福井、北ノ庄が形成された戦国時代「柴田勝家」まで、多くの歴史を経験した福井の
奥深さがとても魅力的で、本当に歩きながら興奮しっぱなしでした。
歴史の魅力は、想像力をかきたててくれるところ。
特に歴史が動いた場所に行き、点でとらえるんではなく、
面的にとらえてみると、その想像力もより一層膨らみます。
松平春嶽公は坂本竜馬に会いに行くときに、
どういう顔でこの橋をとおっていたのかなぁとか。
思ったよりも、北ノ庄城も福井城も天守閣が狭いなぁとか。
天守閣の機能はなんだったんだろうなぁとか。
賤ヶ岳で負けた柴田勝家は、どんな気持ちで、
どんな目で自分の作った街をみて、お市の方とここで自害をしたんだろうかとか。
今回の散策では、「歴史スポット」を知っていて見に行ったわけではなく、
たまたま偶然見つけていったわけで、それもまた興奮につながりました。
どの街にも、人がいて、歴史がある。
それを紐解きながら歩くのは、本当に楽しいと改めて実感した福井散策でした。
こういう歴史スポット散策にはまってしまいそうです。
一緒に語れる方いたら、語りましょう!!
だらだら長いブログになってしまいましたが、
読んでくれた方、ありがとうございました。
Posted by くさっち at 18:48│Comments(2)
│遊びも大事☆
この記事へのコメント
熱いね~
なぜかいまさら竜馬がゆくを手にとりました。
久しぶりに司馬遼太郎に戻ってきたので、どうなることやらわからんけど、また歴史談義でもしましょう。
なぜかいまさら竜馬がゆくを手にとりました。
久しぶりに司馬遼太郎に戻ってきたので、どうなることやらわからんけど、また歴史談義でもしましょう。
Posted by よしかね at 2010年04月05日 22:40
よしかねじゃん。
土曜はどうも。
ほとんど話できんかったで、
一度ゆっくり話しましょーー。
ブログ見てくれてるなんて驚きだー
ちゃんとかかねばいかんねー
土曜はどうも。
ほとんど話できんかったで、
一度ゆっくり話しましょーー。
ブログ見てくれてるなんて驚きだー
ちゃんとかかねばいかんねー
Posted by くさっち at 2010年04月06日 17:45