草地ひろあき＠磐田市長の「和顔愛語(^^)」

こんばんは。

熊本県球磨川流域では、甚大な被害がでてしまいました。謹んでお悔やみ申し上げるとともに、今なお避難所にいらっしゃる住民の皆様に心よりお見舞い申し上げます。全国若手市議会議員の会や、そのほか所属している団体でも被害の状況や支援の在り方など共有しながら、話題になっています。近隣首長たちがすぐに動き出しているようですので、この動き方も大変参考になります。今年の夏はコロナ禍と並行しての大雨対策、本当に頭の痛いところですが、自然は待ってくれません。ネットからなので正確なところはわかりませんが、熊本県南部地域では、２４時間雨量で４００ｍｍから６００ｍｍほどの降雨量であったとのこと。磐田市が先日公表した天竜川ハザードマップは４８時間雨量が５２６ｍｍを想定していますので、私たちの暮らす遠州地域もいつ被災地になってもおかしくないことを自覚し、油断せずに準備しておくしかないと思っています。私たちも頑張りますが、市民の皆様も準備のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

また夜には東京都知事選挙の開票結果もでました。下馬評どうり小池百合子氏が再選です。個人的にはコロナ対策ではなく、これからの東京をどういう地域にしていくのか、日本を引っ張っていく最先端の政策を学ばせていただきました。この中でもちろん磐田市でできること、考え方としては大切なところ、ちょっと違うなというところ、しっかりと評価と分析、実行へのロードマップを学び取りながら、磐田市に反映させていきたいと思います。政策のページを参考までに添付しておきます。

小池百合子　オフィシャルサイト

さて今日は４回に分けて続けてきた【磐田市コロナ対策】の最後となります。
次の議会は９月と少し先になりますが、必要な対策は磐田市議会コロナ対策会議を通じて、提言をしていきます。様々な角度からのご意見、ぜひお待ちしています。

ここでは、以下の３つの事業について明記します。
①地域外来検査センター（ＰＣＲ検査センター）の設置・運営
②救急患者搬送等に係る感染防止資機材の購入
③磐田市立総合病院における感染防止対策





①地域外来検査センター（ＰＣＲ検査センター）の設置運営

今後の感染拡大に備え、ＰＣＲ検査を必要とする患者に対し、適切に検査を実施するため、県からの委託により設置する。
磐田、袋井の２市が県から委託を受け、森町を含む２市１町が磐田医師会と磐周医師会の協力を得て運営
〈検査方式〉基本はドライブスルー方式（電話ボックス型の併設も検討）
〈場所〉非公開
〈方法〉完全予約制（開業医等からの予約紹介のみ）
〈検査可能数〉１日２０件を予定（状況により変更有、検体は民間検査センターへ）
〈予算額〉9,828千円（うち、県からの委託金2,584千円、県補助金105千円、診療報酬6,280千円、袋井森町負担金429千円、磐田市財政調整基金430千円）
〈費用の内訳抜粋〉磐田市医師会委託料1,620千円、磐周医師会実施分負担金215千円、ＰＣＲ検査委託料4,158千円、看護師謝礼756千円、防護服等2,492千円ほか
〈問い合わせ担当課　健康増進課：37-2011〉

②救急患者搬送等に係る感染防止資機材の購入
救急車による救急搬送等に係る感染防止を図るため資機材を整備する
〈購入予定資機材〉
①陽・陰圧装置付き搬送具：カプセル式ストレッチャー
②オゾンガス式除染装置：救急搬送後、救急車内をオゾンガスで除染する
③隊員感染防止用防護衣：マスク、ゴーグル、ガウン等
〈予算額〉9,466千円（うち県からの交付金4,733千円）
〈問い合わせ担当課　磐田消防署警防課59-1716〉

③磐田市立総合病院における感染防止対策
磐田市立総合病院で働く職員や入院外来患者の感染防止対策を諮り、新型コロナウイルス感染症患者への適正な医療を提供するための資機材を整備する。また、職員の負担軽減と家庭内感染防止を目的に、対応する職員がホテルなど宿泊施設に宿泊した場合、助成を行う。
〈購入予定資機材〉
①リアルタイムＰＣＲ装置：10,120千円
②ＨＥＰＡフィルター付きクリーンパーテーション：3,739千円
③感染防止用防護衣：マスク、ゴーグル、ガウン等：8,700千円
④人工呼吸器：6,710千円
⑤オゾンガス消毒器：2,365千円
⑥体表面温度発熱監視装置：1,600千円
⑦仮設プレハブハウス：1,111千円
⑧職員宿泊費助成：1,680千円
〈問い合わせ担当課　磐田市立総合病院38-5000〉