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2019年02月07日

磐田新駅の駅名が「御厨(みくりや)駅」に決定しました

磐田新駅の駅名が「御厨(みくりや)駅」に決定しました

昨日、2020年の春に向けて着々と建設が進んでいる磐田新駅の名前が「御厨」に決定しました。
地域の要望も聞きながら、JR東海が決めた駅名です。
長崎県松浦市にも松浦鉄道で同じ駅名があるとのことですが、「御厨」を「みくりや」と読める方はなかなか多くはないと思います。


そもそも御厨とは、「神様の台所」という意味で神饌を調進する場所だったようです。平安期あたりから荘園としての機能も持ち、鎌倉時代には武士からの寄進もあり、全国に500箇所もあったとのこと。この磐田市の御厨は伊勢神宮の御厨だったようですが、規模など詳しいことはよくわかりません。ただ今新駅を建設中のあたりでも御厨古墳群があり、明治時代の東海道線の工事の時には三角縁四神四獣鏡も発見されています。おそらく1000年以上前から、人が住み続け、豊かな村だったのではと推察されます。


そういう古くからの街並みや村の土の色を区画整理によって変え、駅を作り街を変える、1000年に一度の大工事が今なわけです。駅を作ることに対してはいろんな意見がありますが、すでに開業時期も決まってる今からは、やはり1000年、それ以上に大事にしてきたこの村の大切なところを守りながら、新しい時代に新しい人たちが住み、文化を作りだしていくことではないかと思っています。

幸い地域の皆さんも、区画整理の皆さんも、そしてまちづくりに関わる方やママさんたちまで前向きに頑張ろうとしてくれています。
相乗効果で、いまの磐田の東海道線の2つの駅も、駅前の皆さんが盛り上がり、それぞれの個性ある街を作ってくれること、そのサポートができることを楽しみにしています!


今日も仲間たちと話をしていましたが、さしあたり「神様の台所」の駅ですから、食のイベントや街並みづくりもいいかもしれませんし、全国の「御厨」ネットワークを作ることもいいかもしれないねーなんて意見もでていました。大いに夢を膨らませつつ、実現可能なところからやってく、2020の春からが楽しみです。


磐田新駅の駅名が「御厨(みくりや)駅」に決定しました


建設はJR東海の先輩後輩たちが頑張ってくださっています。引き続き、安全な工事をよろしくお願いいたします!


磐田新駅の駅名が「御厨(みくりや)駅」に決定しました





Posted by くさっち at 22:01│Comments(0)
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